一般歯科/レーザー治療
レーザー治療
口内炎
出力:2W連続
条件:無麻酔下
チップ:SATOS09、0.4mmファイバー
①初めに創面中央部に1点接触照射させることで、痛覚闘値を上げる
②基盤の目のように照射を行う。最初に横線を引くように照射する。
③次は、縦線を引くように照射する。これが基盤の目照射となる。
歯肉整形
出力:1.5Wリピート
条件:無麻酔下
チップ:SATOS09、0.4mmファイバー
①ハンドピースを横に動かしながら、歯肉を外に向かせる感覚で照射する。
②時折、エアーや水で冷却すると、より無麻酔で行いやすくなる。
③サファイアチップで側面照射すれば、歯肉縁下から縁上まで直線に整形できる。また、歯間乳頭を保存したまま整形も行える。
④条件がよければ炭化層も形成せず完了する。出血もコントロールされるため、ただちに印象をとることができる。
上唇小帯切除
出力:3W連続
条件:浸潤麻酔下
チップ:SATOS09、0.4mmファイバー
①切除する小帯をピンと張り、張力を持たせて照射する。
②再付着防止のため、菱形の中央部を十分に照射し、筋を確実に切断する。
③辺縁部の整形を行うことで、止血効果が顕著になり、縫合の必要はなくなる。
④炭化物を3%過酸化水素水などで洗浄して処置を終了する。
歯周ポケット搔爬
出力:1.5W連続
条件:無麻酔下
チップ:SATOS09、0.4mmファイバー
①チップ先端をポケット底部(底部より0.5mm引き上げること)に沿わせて横に移動させながら歯肉にもたれるようにして照射する。
②4mm以上のポケットは深くゆっくり、4mm以下のポケットは殺菌だけを行う感覚でサッと照射する。
③1歯につき目安30秒ほど。サファイアチップの側面照射が有効。
歯の痛み、虫歯でお困りの患者さまへ
歯がズキズキ痛む、歯茎が腫れて痛いなどの症状の場合、虫歯や歯周病がもっとも疑われます。虫歯は風邪などと違い、放置しておいても治る病気ではありません。
早めの治療によって、治療時間も痛みも費用も節減できます。
虫歯治療が痛そうで怖い!という方もご安心下さい
「虫歯治療が痛そうで怖い!」という理由で治療を先延ばしにしてしまう患者さまが多くいらっしゃいます。
歯を削る際には麻酔を使用しますが、この麻酔の針が刺さる時の痛み、また、麻酔液の注入時の痛みも、歯科医院が敬遠されてしまう理由のひとつでした。
現在当院では電動麻酔器などを使用した、「無痛麻酔」を実施しています。麻酔の注射の痛みが心配な患者さまも、どうぞ安心して受診してください。
冷たいものを飲んだ時に歯がキーンとするのは知覚過敏の疑いが!
知覚過敏とは、虫歯になっていないのに、冷たい水や甘いものなどを口に含んだ時、歯ブラシでふれた時に感じる痛みをいいます。
知覚過敏の原因
知覚過敏の原因は通常、磨きすぎや歯周病ですが、歯ぎしりやくいしばりが原因の場合もあります。
知覚過敏の治療法
知覚過敏がおこっている原因別に治療法をご紹介します。
間違ったブラッシングが原因の場合
間違ったブラッシング方法によって歯がすり減ったり、歯ぐきが下がって歯の根っこが出てきてしまい、知覚過敏になった場合には、正しい歯磨きの方法を覚えることが大切です。正しい歯磨きで歯が削れたり歯ぐきが下がったりするのを防ぎ、歯の再石灰化を促進することによって知覚過敏を改善します。
歯周病が原因の場合
歯周病が原因で歯ぐきが下がってしまい、歯の根っこが出てきてしまうことで知覚過敏になってしまうこともあります。上記同様正しい歯磨きの方法を覚えることも大切ですが、原因となっている歯周病を根本から治療する必要があります。
歯ぎしりやかみ合わせが原因の場合
歯ぎしりやかみ合わせに問題があることによって歯が削れたりひび割れ(マイクロクラック)が入ったりすることによって知覚過敏になってしまうこともあります。歯ぎしりが原因と思われる場合には「マウスピース」を装着したり、かみ合わせが原因と思われる場合には歯を少し削ってかみ合わせを調整したりします。
歯の詰め物(かぶせ物)が取れてしまった方へ
歯の詰め物(かぶせ物)が取れてしまった場合、そのままにしておくと食べ物のカスなどが入ってしまい、食事をするたびに大変な思いをします。また詰め物(かぶせ物)が外れた状態を放っておくと、虫歯になりやすくなってしまいますので、出来るだけ早く詰め物(かぶせ物)を入れる事をお勧めします。
詰め物(かぶせ物)の種類について
詰め物(かぶせ物)と言えば、普通は、銀の詰め物(かぶせ物)を想像されることと思いますが、材質によっていろいろな種類があり、それぞれのメリットとデメリットがあります。
銀歯のメリットとデメリット
銀歯のメリットは保険適用なので費用が安くすむことがあげられます。しかし、被せた銀歯の耐久年数は2年~5年。加えて、部分的に被せた場合には特に隙間から虫歯が発生しやすくなります。その虫歯を治療するには、一度かぶせ物を外して、周囲をさらに削り、埋めなおす必要がありますが、数年毎に大きく削ることを繰り返せば、自分の歯がなくなるだけではなく、歯の神経に対して大きくダメージを与えてしまいます。また金属アレルギーなどを起こしやすくなるリスクもあります。